カツブログ

学校で学んだ心理学の知識や趣味のダイビングについて発信して行こうと思います。

心理学で見た恐怖の克服

こんにちは、カツです。

 

 

 

突然ですが、皆さんは怖いものってありますか??

実は僕、高いところが苦手でジェットコースターなんてまぁ無理なんですよ、、、

さらには飛行機もちょびっと怖くて、、、

 

旅行好きには致命的ですが(笑)

 

 

さて、そんな◯◯恐怖症なんですが、

 

心理学の世界では克服する方法が確立されています。

 

僕もこの方法を自覚することでマシになっているので、やってみて損はないですよ!

 

 

それで、その方法なんですけど、

エクスポージャー

と呼ばれています。

 

日本語だと暴露法とも呼び、まぁ要するに恐怖と向き合って慣れろってことなんです(笑)

 

 

これだけ聞くと、なんだよ根性論かよ(`Δ´)となってしまうんですが、落ち着いて、まぁ聞いてください。

 

まずはこのグラフを見てください。

 

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これは古典的条件付けの消去についてのグラフです。

簡単に説明しますと、縦軸が恐怖の度合い・横軸が恐怖に曝された時間となります。

 

最初は急激に恐怖が増しているのに対して、途中から一気に落ちているのがわかりますね?

 

これは実験から証明されていて、人は恐怖に慣れる生き物なのです。

 

つまり、慣れるまで恐怖と向き合い続けることが恐怖克服の近道なんですね。

 

さらに慣れるのにもコツがあります。

 

例えば

 

シロクマってどんな生き物ですか?

 

 

 

 

 

 

 

はい、ではシロクマについて忘れてください。

 

 

 

 

 

 

と言われてあなたは忘れることができますか?

おそらく無理でしょう。

 

このことが示すのは、忘れようとすればするほど考えてしまうと言うことです。

 

怖いときに「怖くない」と唱えるのは逆効果なのです。

 

これらを踏まえて、恐怖と向き合いながら直面していれば、いずれ恐怖はなくなるのです!

 

 

とは言え注意点もあります。

このグラフ、良くみると続きがありますよね?

 

自発的回復と書いてありますね。

これは恐怖回復のことで、恐怖を克服しても、そこでやめてしまうとまた復活するということです。

 

これを防ぐには続けるしかなく、定期的に軽く恐怖の対象に触れるのが良いとされています。

 

まとめ

  1. ◯◯恐怖症は直面し続ければ慣れる
  2. 怖いときに「怖くない」と唱えるのは逆効果
  3. 恐怖症は慣れても復活することがあるので、定期的に接する必要がある

 

 

これを知っているだけでも恐怖の終わりが見えるので、楽になるかなと思います。

皆さんの◯◯恐怖症克服の手助けになれば幸いです。

 

それでは皆さん、最後までお付き合いありがとうございました。